📚『七つの習慣』ってなに?
「ねむる種」では、自己理解や習慣づくりのヒントとして、ときどき**『七つの習慣』**という本を取り上げています。
これはアメリカのスティーブン・R・コヴィー博士が書いた、“よりよい人生を生きるための考え方”を7つの習慣としてまとめた名著です。全世界で4000万部以上売れているベストセラーで、仕事・人間関係・人生設計にも活かせると話題になりました。
📗今回は「第一の習慣:主体性を発揮する」
7つのうち、**最初に学ぶのが「主体性を発揮する」**という習慣です。
これは、
「状況や他人任せではなく、“自分でどう感じるか・どう動くか”を選ぶ力」
のこと。
自分の人生を、環境や誰かのせいにせずに、“自分の選択”として引き受けていくための、最初の大事な一歩なんです。
🌱「第一の習慣」からつまづく
「第一の習慣=主体性を発揮する」って聞くと、
- 自分の意見をはっきり言う人
- どんどん決断して行動できる人
そんな“強い人像”をイメージしてしまっていた。
でも、私はどうだろう?
譲れないことは譲れない。でも、基本的には人に合わせるのも嫌いじゃない。 むしろ「どうしたい?」と聞かれて、相手の望む形を想像して選択肢を出すのが得意だ。 旅行のプランだって、調べまくるのは楽しい。でも最後の決断は、友人やパートナーに委ねてしまうことも多い。
頑固なのに、柔軟。 自分を出すのが苦手というより、自信がないのかもしれない。
🤔 主体性って「強さ」だけじゃないのかも
『七つの習慣』における“主体性”とは、「自分の選択に責任を持つ」ということ。 大きな決断だけじゃなく、日々の感情や行動を「選んでいる」自覚を持つことから始まる。
- 誰かのせいでイライラした
- 仕事がうまくいかず落ち込んだ
こういう時も、「そう反応したのは自分」だと気づくことが、実は主体性。 でもそれって、すごく難しい。
🌾 主体性は“選びなおし”から始まる
じゃあ、どうしたら主体性を育てられるんだろう?
私なりに出した小さなステップは、
- 感情が動いたときに「私は今、なにを選んだんだろう?」と問いかけてみる
- 反応してしまったことを責めるより、「次どうしたい?」と立ち止まってみる
- できなかった自分にも「OK」と言ってあげる
そんな、小さな“選びなおし”を繰り返すこと。
📓このブログと、わたし自身の「再出発」
この「ねむる種」というブログも、実はそんな“選びなおし”のひとつ。 誰かの目を気にして止まっていたこと、自信が持てなかったこと。 でも、「やっぱりやってみたい」と思った気持ちを、今度は大事にしてみようと決めた。
主体性って、自分に優しく問いかけることからも育つのかもしれない。
🌱 今日の問いかけ
「あなたは、今どんな気持ちを選んでいますか?」
小さな問いかけから、少しずつ“自分の選択”に気づけたら。 それはもう、立派な“主体性”の芽かもしれません。